縄手通の入り口から、細長いアプローチを辿って、まるでマンションの入り口のようなドアを開くのが、如何にも京都の隠れ家風で胸が高鳴る。鴨川を見下ろす、開放感漂う空間で食べる和洋混在の料理は、変化に富みながらも、深みのある味わい。ワインも含めて、コストパフォーマンスが極めて高いのも嬉しいお店。ヴーヴ−クリコのフルボトルが六八二五円というのは破格に安い、といっていいだろう。質より量派の僕にはなんともありが
コストパフォーマンスの高さも嬉しい... の続きを読む
地中海クルーズやエーゲ海クルーズは、日本人のよく知っている西洋史の世界だから喜ぶ。私の乗った「イルピニア号」の地中海クルーズの寄港地は、まずジェノヴァが起点でスペインのバルセロナに向かう。入港が午後三時半、オプショナルツアーで闘牛を見物、夜はフラメンコ・ショウ。深夜出港して翌朝マジョルカ島のパルマに入港、深夜二時に出港。つぎはアフリカのチュニスへ、この日まる一日は海の上、船長主催のディナーパーティ
日本人向きのクルーズとは... の続きを読む
いくら定食でもそれはそれなりに旅の思い出を増すものである。メニューで思い出したが、キャビン番号などを記入する荷札、タグも作っておきたいし、テーブルナンバーを知らせるカードとかキャプテン主催のカクテルパーティの招待状、船名と船の絵あるトラベルステッカー、便箋、封筒なども作りたい。これらは人手不足の日本の客船にあって特にムードを補う大切なノベルティだと思う。また、人的サービスと言えば、数ではとても低賃
数の不足をハートで補う... の続きを読む
一九九四年に開業してから一六年も経ったというのに、そのホテルは、「本日開業しました」と言われたら、そのまま信じてしまいそうな雰囲気を漂わせていた。エレベーターに乗ってフロント階に至るまでの期待感を持たせる導入部、客室に至るまでの廊下の丁寧な造り込み、そして古びた印象を全く感じさせない客室内部の設計や設備、素晴らしい眺望を贅沢に取り込んだレストラン……。開業して以来、常に先頭を走り続けてきた尖がった
最高度に練られたおもてなしの空間... の続きを読む
ここ数年、ロードレーサーやMTB、ツーリング車などの本格的なスポーツ車と別に、趣味性の高い自転車の領域として、折り畳みのできるフォールディングバイクや、折り畳みはできないが、小さな径の車輪を使用したミニベロというジャンルがとても脚光を浴びている。白状すると、私はこれまで車輪径の小さな自転車に対してあまり肯定的な見方をしたことがなかった。20インチ以下のいわゆる小径車輪は、標準的なスポーツサイクルの
ミニベロ&フォールディングバイク(折り畳み自転車)... の続きを読む